ある在家仏教信者の心意気とサラリーマンな日常
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運慶仏にうっとり
運慶仏にうっとり

業務がすっかり忙しいこのところなのですが、きょう(2月3日)はぽっこりとシフトの狭間でお休み。待ち焦がれ過ぎて忘れかけていた(笑)金沢文庫の「運慶展」に行ってきました。金沢文庫のHPを見ると、オークション騒動で有名になったあの真如苑の大日如来さまの展示は来週からとのことでしたが、その頃には長い出張が入りそうなので、「お目にかかるのも仏縁、今回会えないのもまた仏縁」と割り切りました。

「混雑は必至」との読みもあり、9時すぎには最寄駅に到着、そのまま早足で会場入りしたわけですが、流石に平日の早朝とあってお客さんもまばらでした。

圧巻はやはり円成寺の大日如来さまです。運慶仏師初期の傑作、別冊太陽でも今回の運慶展の図録でも表紙はこの仏さま、あまり作品が多いわけではない運慶仏師の代表作です。制作は1176年。それから835年経った21世紀のいま、サラリーマンたる私がこうして対峙させていただくことの不思議さ、ありがたさは表現しようもありません。小さな自我に囚われて日常のあれやこれやの面倒ごとに振り回されているのがなんとも瑣末なことに思えます。合掌もしました、ご真言もたっぷり唱えました。浄楽寺の不動明王さまの迫力にも圧倒されます。いまにも「のそり」と動きだしそうな質感、深夜にひとりで対面するのはちょっと勇気がいるかもしれないなー。会社の同期のひとりにそこはかとなく似ていることにも気づきました。つまりあいつ、ありがたいご面相ってことなのか。これほどたくさんの運慶仏に一気にお目にかかるようなこんなありがたい機会は現世でもう何回もないでしょう。心の色々なレベルで集中することを心がけて対面してきましたが、帰宅した今となっては「あの貴重な時間、もっと集中できたのではないかなあ」と思います。ま、諸行無常、記憶なんていうアテにならないものにしがみついても仕方がない、ってところです。

外に出たら白梅がポカポカと暖かい陽光に照らされていました。2011年節分、いい一日になりました。
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