ある在家仏教信者の心意気とサラリーマンな日常
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菊地直子のウェディングドレス
菊地直子のウェディングドレス

逃亡を続けていたオウム真理教の菊地直子と高橋克也が逮捕されました。「最近、やけに駅に警察官が多いな~」と感じていましたが、高橋を探すとともに、オウム側による奪還などの集団行動を警戒する、という面もあったそうです。地下鉄サリン事件から17年も経つと記憶はなんとなく風化してしまっているものですが、逃亡する者、社会を守る者、当事者たちにはまだまだ継続中の案件なのだと思い知らされました。

オウム真理教が犯した事件の数々は本当に許せないし、個人的な思いもあります。当時のカミさんの勤務地は霞が関でした。地下鉄サリン事件の当日はたまたま自宅の引越しで、カミさんは有給休暇を取って私と準備をしていたところ。テレビのラインも抜いていたので、引越し業者さんに「大変な事件が起きましたね」と言われるまで発生を知らなかった。そしてカミさんの通勤はまさに当該時刻ころの日比谷線だった、という。もし有給休暇でなかったら巻き込まれていたかもしれなかったのです。だから村上春樹「アンダーグラウンド」などで知るサリン後遺症に苦しむ方々のことはとても他人ごとではないという感覚があります。

そして菊地直子。歳月による容貌の変貌ぶりにまず驚いたものですが、その後は「ホームヘルパー2級を取得してしっかり介護をしていた」「割引券持参で美容室に来た」など潜伏生活のディテールが報道されました。オウムに入信していなければ、そして一連の事件さえなければ菊地が送ることになっていた普通の人生がそこにあるように思えたのです。さらに潜伏していたあのボロ家からは同居していた男と撮ったウェディングドレス姿の写真も押収、「結婚式ができなかったから撮った」と供述してるといいます。サリン被害者はもちろん、菊地直子もまたオウム真理教の被害者のように感じてしまいました。当然ながら、だからといって一連の事件で他人のささやかな幸せを奪ったことは忘れてはいけない。菊地の場合は殺人などの重大犯罪に問われないという見通しです。罪を償って、今度はビクビクしなくてもいい普通の幸せな人生をやり直して欲しいと思うのです。

一方の高橋克也。菊地とは違ってこの男は殺人や死体遺棄など教団の犯罪の中枢部分に深く関わっていましたし、報道によると逮捕されれば重い罪に問われることを自覚していたフシがある。このために強い意思で逃亡を続けたのだろうが、結局わずか10日あまり川崎周辺をウロウロしただけで捕まった最後の姿には哀れさも漂います。英国人女性殺害の市橋にしても、近影が大々的に報道されて人口に膾炙してしまうと、もう逃げ場がなくなることがわかります。それにしてもあれだけの犯罪を犯して、さらに強い意思で逃亡しながら、逃亡前に「職場の人間に迷惑がかかる」と電話しているとはどういう感覚だろう。人間とは結局半径5メートルの生活範囲における肌感覚を最優先にモノを考えてしまうのですね。だから毎日の心がまえや習慣が大切なんだ。四国遍路や高野山参拝といった大イベントもいいが、読経や筋トレといった日課を疎かにしないようにしよう、と再認識です。

佛道ブログらしい結論になりましたね。かなり強引ですが。
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